
歯周病は虫歯と並んで歯の病気の代表的なものにあげられます。
虫歯は歯そのものが破壊される病気ですが、歯周病は歯を支えるまわりの組織におこる病気です。
歯周組織は歯肉と歯槽骨、歯根をおおうセメント質、歯根と歯槽骨をつなぐ歯根膜からなり、
歯をしっかりと付着、固定するための強固な構造を備えています。
しかし、歯磨きが不十分であると歯と歯肉(歯茎)の間に歯垢(プラーク)が付着して、
歯周病の初期症状である、歯肉炎(歯茎が炎症を起こして腫れている状態)を引き起こします。
健康な歯と歯周病との比較
歯周内科学治療
「歯周病がお薬で治るって本当?」
歯周病治療は一般的には「歯磨き」「歯石除去」とする歯の周りのお掃除が基本的な治療でした。
このような基本的な治療をしても歯周病で歯を失うケースはあることは事実でした。
そこで原因である菌の特定から菌を除去することが可能になりました。
位相差顕微鏡検査

お口の中の汚れを少し採取しそれを顕微鏡で観察します。
顕微鏡でみることで現状のお口の状態や歯周病になりやすいのか、どのように進行していくのか
がわかってきます。
東十条アクア歯科ではより多くの方にお口の中を知って頂くために
無料位相差顕微鏡検査を行っております。
歯周病内科治療の4つのポイント
- 位相差顕微鏡での菌の確認
- 細菌の除去と薬の内服
- カビとりでの歯磨き
- 除菌後の菌石とり
お口の中を確認して、歯周病菌がいるのか?カビがいるのか?など位相差顕微鏡で確認を行い
お薬を処方いたします。
●全身疾患との関係歯や歯ぐきの健康は口の中だけでなく全身と関係しています。口の中には何百種類という細菌が生息していますが、口から体の中に入り込むとさまざまな病気(心臓病、肺炎、糖尿病、早産等)を引き起こすことが知られ、医科でも問題になってきています。
●感染経路
生まれたときはお口の中に歯周病菌は存在しません。歯周病は人からうつされるものです。
- くしゃみ
- 箸の使いまわし
- お母さんの箸でお子さんにたべさせる
- 回し飲み、食べ
- キス
など、感染ルートとしてあげられます。
特に危険なのは性感染です。パートナーの方と同時に治療を始められることをお勧めします。
●たった1週間で
噛んだときの痛みが改善 79%
歯茎の腫れ 77%
歯の揺れ 66%
朝起きたときのネバつき 55%
などというように症状の改善はとても期待ができます。
●治療終了時に注意すること
- 再感染に気をつけましょう
- 毎日の適切な歯磨きをしましょう
- 顕微鏡を用いた定期検診を受けましょう
- 時々出血があるのは歯周病でしょうか?
- 歯肉に炎症が起きると食物や歯ブラシ程度の軽い刺激でも出血しやすくなります。痛みなどの自覚症状は少ないのですが、放っておくと顎の骨が溶けてしまう歯周病に進行しグラグラになり保存不可能な状態になってしまいます。痛みがあるなしにかかわらず、早めの処置をお勧めいたします。
- 歯石はどれくらいおきに歯科医院にとりにいけばいいですか?
- 歯みがきの仕方、唾液の成分など個人差があります。通常の方で6カ月に1度、汚れ易い方で3カ月に1度はお掃除をすることをお勧めいたします。
- 重度の歯周病と診断され、抜いた方が良いといわれました。何とか残せないものでしょうか?
- きちんと治るものであれば、もちろん抜かないほうがよいのですが、現実問題治療で治るものとなおらないものがあります。保存が無理になっている歯をいつませも残しておくと、隣の歯を支えている骨もなくなってしまいます。口全体も不潔になりすべての歯、体に悪影響があります。 また、いたずらに抜いた方が良い歯を残しておき、最終的に抜いた後では骨がなくなり、インプラントができなくなったり、入れ歯も良くかめるものができなくなってしまいます。 もちろん、十分リスクを説明し抜いたほうが良い歯でも、患者様が抜きたくないとおしゃる限り、無理に抜くことはありません。